ひよこ日記 第1節
1、プロローグ
麻衣は幼稚園時代、よくパンツ1枚で山で遊んでいた。麻衣は長崎市の近くの山奥の地域で育った。幼稚園ではよく子供をパンツ1枚にしたみたいだ。だから麻衣もパンツ1枚で遊んでいた記憶が残っている。あと、公園の広場のような場所で運動会をしたとき、全裸で運動会だったなと、おぼろげに覚えているが、幼児だったので少しだけ恥ずかしいなと思った程度だった。長崎付近は裸教育が盛んな土地柄みたいだが、小学校に入ってからは、プール掃除とか急なプール授業で必要に応じてパンツ1枚にされた記憶はあるが、あまり裸教育ブームの影響を受けていない小学校だったのか校長の方針だったのかは分からないが、学校での生活はブルマと半袖に着替えて普通に体操着で生活するだけだった。その後、2年生のとき親の仕事の都合で、名古屋市付近の小学校へ転校したので、パンツ1枚にすらされず、体操着のままの簡単な身体検査だし、ごく普通の教育の小学生だった。長崎での生活のことは忘れかけていた。ところが6年生になったばかりの5月に火事で住んでいた家が全焼してしまい、火事で家族は一酸化中毒死や焼死でいなくなってしまい、優しい長崎市の親戚のおじさんに引き取られることになった。たまたま家にいなかった麻衣だけ助かった。
長崎市への引っ越しは簡単だった。荷物は火事で燃えてしまったので、火事の時着ていた服とリュックサックの中身くらいしか持ち物はなかったからだ。おじさんのトヨタのランドクルーザーに乗って、高速道路を走りに走って長崎のおじさんの家に到着したときは夕方だった。朝出発したのに、さすがに名古屋から長崎までは遠いなあと思った。おじさんの家は広くて裕福で、生活に困っているようには見えなかった。それに、離婚して寂しがっていたようで、麻衣が来て喜んでいるのは見え見えだった。株券を持ってるみたいで、配当もだいぶもらえるみたいだった。麻衣はその金額の多さに驚いた記憶が残っている。新しい家や学校は長崎市内なので、以前住んでいた時のような僻地ではないけれど、それでも学校の横は低い山だったし、結構名古屋付近と比べると田舎で、自然が豊かな環境だった。
5月5日の子供の日の翌日の5月6日が、麻衣の初登校だったが、そこが時代遅れの厳しい裸教育の小学校だったと知るよしもなかった。おじさんに連れられて小学校へ行き、職員室で6年の西原先生という担当の先生に会った。おじさんは麻衣を西原先生に預けると、安心して帰ってしまった。麻衣はしばらく職員室で待機して、授業時間になってから、西原先生と自分の学校生活をする6年2組へ向かった。裏に山があるせいか、廊下が暗いなと思った。階段を上って教室が見えたが、普通の小学生生活が始まると思っただけだった。(つづく)
2、6年2組
先生に自分の教室へ連れていかれて、先に先生が6年2組に入り、それから麻衣が呼ばれました。
教室へ入るとワーッと騒がれるのを予想していたのですが、教室は静かなままでした。あれれと思いました。
それで、教室の前に立つと、みんな裸になってるではないですか。えーーーーーっと思いました。だって6年生ですよ。男子も女子も裸です。驚きました。良く見ると、男子は短パン、女子はブルマをはいてましたが、上半身は裸です。学校で裸なんて、前の長崎の小学校では身体検査の時だけでした。だから、身体検査のときしか脱がされないと思ってました。しかも脱ぐときは男女別々だったんです。だから男子に裸を見られることは、ありませんでした。ところが、ここでは男女一緒に裸になっているではないですか。えーっ、これでは男子に体を見られてしまうよ、と、思いました。中には6年生でも胸の大きく膨らんでる子もいて、やだオッパイ丸出しだ、と思いました。オッパイ出して、乳首見せて、恥ずかしいなと思い赤面させられました。ブルマ1枚のせいか、みんな幼く小さい子のように見えてしまいます。恥ずかしいな、男子は別にいいとして、女子は女の子だけにエッチだなと思いました。それより、みんなが裸になっているのがショックでした。
でも、ショックを受けてる暇はありませんでした。名前と年齢を言うと、もう自己紹介は終わりで、一番前の空いていた席に座るように言われました。「はい」と言い、席に座ると、隣のかわいい女の子がウインクしました。麻衣は無視しました。
「久保田麻衣、すぐに、みんなと同じ学校で生活するときの姿になりなさい。この学校では登校したら、すぐブルマ1枚に着替え、下校するときに私服に着替える。分かったか?」といわれ、えーーーっと思いましたが「はい」と返事しました。さらに「すぐ着替えなさい」と言われたので「ここでですか」と麻衣が言うと、「当たり前だ、自分の教室で着替えるに決まってるだろ」と言われました。更衣室とか女子だけの教室でなく、ここで着替えるんだなと思いました。とても小さいけど胸もあるし、いやだなと思いましたが、もう着替えるしかないです。まず服を脱ぎ、それからスカートを脱ぎ、上半身の下着を脱ぎました。着替えと言っても脱ぐだけだなと赤面な気持ちでした。来て早々に、男子もみんな見てる場所で脱ぐのは、恥ずかしいけど、こどもが恥ずかしがっていても仕方ないと思い脱ぎました。5月でしたが、寒い日で、わあ寒いと思いました。スカートの下に人から見えてもいいように、重ね履きのパンツのかわりにブルマをはいてました。だから、上半身裸でブルマになると椅子に座りました。
ほっとしたのも束の間のことでした。「久保田、お前は何を聞いてたんだ。ブルマ1枚になれと言っただろ」と言われました。「えっ、なりましたが」と戸惑っていると、頭を拳骨で殴られ目から星が出ました。涙ぐんでいると、ブルマを引っ張って中を覗かれ、「ほら、どうしてパンツ穿いてるんだ、パンツとブルマと2枚だろ。1枚になれと言ったはずだぞ。さっさとパンツを脱げ」といきなり叱られてしまいました。
仕方なく立ち上がって、着替えようとして戸惑いました。男子も見てるのに、バスタオルもありません。このまま着替えるには、一度丸裸にならなくてはならないのです。泣きそうになりましたが、麻衣は決意を固めて、一気にブルマとパンツを同時に脱ぎました。やだ丸見えだ急がないと、と思い、急いで真っ裸の体にブルマを穿こうとしましたが、ブルマが丸まっていて、なかなか穿けません。脱ぐときに小さなブルマが丸まってしまったんです。ブルマからパンツを剥がして分離させ、なんとかブルマを普通の状態にして急いでブルマを引っ張り上げました。その間5秒くらいですが、先生からも男子からもわれめちゃんを見られたと思います。家が物凄く貧乏だったので小学1年生のときから買い替えてない破れた小さなブルマ1枚で椅子に座ると、麻衣はようやくクラスの一員になった感じでした。そのまま算数の授業でしたが、算数は易しいだけで、難しいわけではないので、どうでもいいのですが、それよりノーパンにブルマ1枚きりで授業を受けているという厳しい学校の現実そのものの方が大変でした。こうして麻衣の学校生活は始まったのです。(つづく)
第3回、体育
算数の授業は、転校生で田舎の小学校にやって来ていきなりブルマ1枚きり(ブルマ1丁というのでろうか)にされたので、しかも叱られて体罰されたので、元気なかった。放課時間になり、みんな、わいわい騒ぐのかと思っていたら、あまり騒がず、さっさと赤白帽子を被ると、外へ出て行った。麻衣はようやく、ほっとして隣の美少女の早勢知花と話をした。ブルマに大きく早勢知花と書いてあるので、名前は教えられなくても、すぐに分かった。職員室で担任の先生にブルマに名前のついた布を付けるように言われたので、明日には麻衣も早勢のような子供っぽい布を縫い付けたものを着用しなくてはならないようだ。ブルマの前の左側に大きく、名前、学年と組、性別を書くのは幼稚っぽくて恥ずかしい感じだ。それに名前確認とかのときに、いちいちブルマを見られるのも恥ずかしい気がした。早勢は麻衣が来て大喜びで「今日から親友だよ」と10回くらい言ったのを憶えている。その早勢も教室を出て行ったのでトイレかと待っていたけど、そのまま戻ってこなかった。時計を見ると、あと1分くらいで放課時間は終わりだったので、麻衣はあわてて外へ出た。もう教室には誰もいなかった。私服から体操服に着替える必要がなく、帽子を被るだけなので、気楽に考えていたのが時間すれすれになった原因のようだ。叱られて元気が無かったせいもある。麻衣が靴をはいて運動場へ出ると、もうみんな整列していた。走って列の所へ行くと、いきなり遅れたことを叱られた。「体育は素足だから、靴を脱ぐように」と言われ、靴を脱いだ。見ると子供は全員素足だった。先生だけ底の厚い靴を履き、教室ではジャージだったが、ここでは寒いのか1枚羽織っていた。脱いだ靴を運動場の隅っこに置いて戻ると、「きちんと出来ない子はビンタだから、きおつけだ」と言われ、拳骨の次はビンタかよと麻衣はうんざりしたが、仕方なくきおつけした。そうしたら、信じられないことにブルマを下げられて、「次回からはビンタや尻たたきの時は、自分からブルマを脱いで素っ裸できおつけするように」と言われた。先生の説明によると、脱いだブルマは先生に渡して、体罰が終わったらブルマを返してもらえるようだった。とりあえず今日はそこまでされないみたいで、ブルマを足の膝までずり下げた状態で往復ビンタされた。「今日は転校してきたばかりだから、手加減したけど、次回からは本気でビンタするから、きちんとすることだ」と言われ、「はい」と返事をした。後から調べて知ったことだが、大人が子供をビンタするときはブルマを脱がされる学校は多いようだ。そのことは「スクールセクシャルハラスメント」という本にも、はっきり子供の証言か書いてある。この小学校もその例外でなかったというだけの話だった。でも、他の普通の学校はブルマを脱がされても半袖シャツを着ているので、まだ人間らしい気分だけど、ここは最初から裸教育でブルマ1枚なのに、さらにブルマを脱がされたら、全裸にされてしまうことになる。全裸でビンタとか、全裸で尻たたきでは、人間扱いというよりは物扱いみたいで、少し怖いなあと思った。ビンタは手加減が効いていて、あまり痛くなかったが、クラスの男子や先生にまで、2回もわれめちゃんを見られてしまった事が、少しショックだった。ビンタの後、ブルマを急いで引っ張り上げて、きおつけした。それからラジオ体操を学級委員が中心になってして、その後、授業の説明があった。今日の体育は鉄棒で、プロペラ回転の練習だけをすると言われた。プロペラ回転とは、きんつぶしという別名もある鉄棒の技で、鉄棒にまたがって手で鉄棒を握って横回転する技である。女の子がブルマ1枚で練習するにはエッチな技だなと思ったけど、仕方がなかった。全員連続で5回転出来るように練習しろと言われた。またがってみると、ノーパンのせいか、ブルマに鉄棒が食い込んでくる感じで、鉄棒がずいぶん細く感じた。回転すると気持ちいいので、思わず「あーん」と言ってしまったら、黙って練習するようにと叱られてしまった。2,3回転は簡単でも5回転は大変で、無理やり回ろうとすると、回転速度が落ちて、無理やりしがみついている感じになってしまう。性感を刺激されるというか、股の間に鉄棒があるのがエッチな感じで、少し興奮してしまった。麻衣ってエッチな変態なのかなと思ったが、他の女子も気持ちいいみたいで、気持ちよさそうな表情で回転をしていた。エッチな授業だなと思った。男子はひたすら手抜きしてるのに、女子は案外健気に練習してることからも、気持ちいいのだということが分かった。ブルマ鉄棒に擦り付けてるようなものだから、気持ちいいのだろうか、とか思いながら鉄棒をしていた。途中で止めと言われ、一人ずつ5回転させられた。麻衣はなんとか5回転できたが、出来ない子もいて、その子たちは、帽子1枚の恥ずかしい姿で並べられてビンタされていた。男子のおちんちんが丸見えなので、麻衣はちょっと興奮してしまった。名古屋の小学校にいたら、絶対見ることが不可能な男子のおちんちんだった。エッチだなあと思ったけど、ビンタされそうなので黙っていた。ずいぶん簡単に素っ裸にされる学校だなと思った。いつもブルマ1枚なのでみんな裸には慣れっこなのか、素っ裸にされることにも、それほど抵抗感はないみたいに見えた。ビンタされるときに、先生にオッパイをつかまれた早勢が「やーん」とエッチな声を出したので、うわあ赤面だなあと思った。でも、素足のブルマ1枚で運動場にいるのは気持ちいいということに麻衣は気づいた。後で聞いてみると他の女の子も6年生なのに裸でいられるのは気持ちいいと言っていた。気持ち良くて、エッチで、おちんちんとか、われめちゃんとか丸見えで、体罰だらけの、そういう小学校なんだなと思った。(つづく)
4、体育の後の体育</font>
<font color="black">体育がエッチな気分になる鉄棒のプロペラ回転ばかりなので、目が回るし疲れるしで、5回転できるかというテストの後は、あまり練習せず、ほどほどに練習しているふりをして遊んでいた。プロペラ回転の技は、いかにも小学生のさせられそうな技だなと思った。大人だと、カッコ悪いから、あまり、しないと思う。第一、鉄棒にまたがるのからして、幼稚っぽい。またがっても余り恥ずかしいと思わない小学生の技という気がする。またがるうえに、またがって回転するのが、われめちゃんを鉄棒にすりつけてるみたいでエッチだと思った。男子なんか、露骨に「きんつぶし」と呼んでる技だ。エッチでもいいけど、実際、回転速度が落ちた時、無理やり足をからめて落ちないようにするとき、気持ちよくなってしまい、思わず「やーん」とか言いそうになる。でも、テスト終わったし、いまさら頑張っても仕方ないし、早勢と小声で話していた。早勢によると、裸の生活は、どのクラスでも全校で実施してるらしいけど、おビンタなどの体罰くらいで子供を丸裸にしたり、ぼかぼか殴るのは西原先生だけみたいだ。あまり、さぼってると目立つと思い、時々回転したけど、その度に、鉄棒が細いなと思う。細い鉄棒の上に全体重が股にかかるんだから、そのたびに、気持ちいいなと思ってしまう。こんな授業ばかりしてたら、女子が変態になると思った。ただでさえ変態みたいにブルマ1枚になってるのに、と、思った。
休み時間は、さらに早勢知花が、西原先生のことを批判した。暴力教師で、子供を物みたいに簡単に叩くから嫌いだと言っていた。あと、要旨としては、体罰が多すぎて、体罰されに学校に来てるみたいだという内容だった。その話に気が済むと、今度は校内マラソン大会があり、6年生もブルマ1枚で普通の道を走らされるのが恥ずかしい、という内容で、早勢の話だとマラソンコースは人通りの多い道も通るから、12月なのにさらし者だということだった。距離が長いから6年生もバラバラになり、大勢人のいる道で、自分だけブルマ1枚だと、かなり恥ずかしいと言っていた。
チャイムが鳴り、2時限連続で体育だったので、今度は麻衣は遅れることなくクラスメイトと一緒に整列をした。5月とはいえ、ずっと裸で外にいると寒いと思った。整列して待ってると、5分くらいして西原先生が職員室の方向から出てきた。それで、前の時間の授業のことを叱られた。どうして、授業中なのに頑張って練習しなかったんだと、凄く怒っていた。西原先生は体格が大きく、やくざみたいなので怖いと思った。どうなるのかなと思ってたら、だらだら授業を受けていたことを反省させる、言葉で分からないから、体に教え込むと言われた。特に女子は話し声が聞こえたから、なっていないと言われた。ブルマできちんと頑張れないなら、今度は体罰としてワレメで体育の授業を受けさせるぞ、と叱られた。厳しい裸教育の小学校なのでワレメにされるというのも冗談には聞こえなかった。とりあえず、ブルマは脱がなくてよさそうなので、ほっとした。男子は再び鉄棒の練習で、女子は体罰を受けることになった。男子はほっとしている様子だった。運動場に正座だったので、案外大したことないなと思って正座してたら、特に騒いでいた3人が呼び出された。正座しながら様子を見ていたら、その3人は体罰として段ボール箱に入れられるみたいだった。3人は段ボールを取りに行かされて、小さな段ボールを持ってきたら、その中へブルマを脱いで入るように言われた。1人づつ素っ裸にされて段ボールに入ると、ガムテープで封をされて出れなくされてしまった。手で持つところだけ穴が開いてるから、そこが空気穴になり窒息しないから命の危険は無さそうだった。でも、小さな段ボール詰めにされた子供は惨めな子なのは間違いなかった。体の小さい小学生でないと入れそうもない窮屈な段ボールに入れられて、ガムテープで出れなくされてしまうのは、ちょっと残酷で可哀想な気がした。実際小学生の女子の力では、自力で脱出できそうになかった。小さな女子の箱が3箱並んだところで、授業中に話してると他の女子も箱詰めにするぞと脅された。段ボール箱の上に脱いだブルマが置いてあるのが、惨めな子みたいで、エッチで可哀想だった。男子も「箱の上に、脱いだブルマ置いてある。恥ずかしい奴ら」と嘲っていた。箱の中で素っ裸で苦しがってるのだから、子供の虐待と言えなくもなかった。とりあえず麻衣は無事だったので、さらに罰が酷くならないように、身動きせずに頑張った。みんな低学年の子供の正座みたいに、お尻を突き出すみたいに正座してるので、麻衣も真似をした。それは正解で、後で早勢がお尻を突き出して正座しないと、反省してないと、更に体罰されるんだよと教えてくれた。
足が痺れたけど、とりあえず体育の授業は終わり、ほっとして教室へ戻ったが、箱詰めの子供は出してもらえず、給食時間中も箱の中だった。風で飛ばないようにブルマは教室の自分の机に戻されたが、肝心の子供は外の箱の中だった。給食抜きにされて、給食後ようやく出してもらった子たちは、ぐったりしていて元気なかったが、教室へ戻ると急いでブルマを穿いていた。ワレメ丸見えなんて普通の小学校で、6年生でも子ども扱いだったので、みんな幼児と大差ない気分みたいだった。ブルマを脱がされた体罰中の女子が、意味分かるかと言われて、はーいと返事して丸見えで手を上げてるのを見て、「赤ちゃんみたい」と思ったのは麻衣だけではないと思う。赤ちゃん扱いにされても負けないで赤ちゃんになりきるのが裸教育なのかなと、大変な小学校へ転校してしまったなと、麻衣はそう思った。でも、どうしてビンタされるときはブルマを脱がなくてはいけないのか、反省のためなのだろうが、意味不明で理不尽な気がした。第一、ワレメが濡れて光ってたり、トイレットペーパーのカスとかが付いてたりしたら、6年生だけに凄く恥ずかしいことだと思った。変な部分丸見えにさせられるのはエッチで厳しいと思うけど、そんな体罰を受けないように努力することが先決だと思った。
午後の授業が終わり、服を着ると、ようやく幼児から普通の小学生に戻ったような気分でほっとした。家へ帰ると、テレビを見ていた。あまりテレビを見ないで育ったせいか、見ていてもあまり面白いとは思わなかった。体罰は怖いけど、ブルマ1枚なのはエッチで面白そうだから、明日から楽しみだなと思った。宿題をすませ、お風呂へ入り、遊んでからご飯を食べ、おしっこして寝た。(つづく)
5、業間体育
翌朝、大雨だった。傘を差し、5月にしては寒い日だったので厚着して登校した。でも、パンツを穿かずに、ブルマを穿いて登校した。昨日学校でブルマ1枚に着替えるときパンツ禁止なので、パンツを脱いだら数秒だけど全身丸見えになってしまい恥ずかしい気分だったので、今日は最初からパンツなしのブルマに赤いミニスカートで登校した。初日なので早めに行くと、集合場所には早瀬知花がもういた。
「おす、麻衣」
「おはよ知花。ねえ、いつも、こんなに早いの」
「んーん、今日は麻衣に早く会いたいものだから、早く来ただけなのら」と、知花は明るい調子で言った。
しばらくして、並んで登校した。通学路が田舎なので細い舗装道路で、たまに車が来ると、すれすれを通っていく。歩きながら知花と話した。知花は自分から寄ってきただけあり、麻衣と一緒にいて嬉しそうだった。話題が体操着のことになった。
「ねえ、知花、麻衣不思議なんだ。ブルマ1枚なのは分かるんだ。裸教育だからでしょ。素足にブルマの裸教育は健康に良いというのも分かる気がする。素肌が鍛えられるし、足も刺激があると元気になるもん。でもさ、どうしてノーパンなの? 意味分からないよ。脱いだからって、元気が出る訳でもないのに・・・・・・おかげで昨日はお仕置きされたしさ・・・・」と麻衣が知花に訊いた。
「なあんだ、そんなことか。それはね、業間体育になると分かるよ。あはははは」と知花は笑うばかりだった。
学校到着後、ザーザー雨が降ってる教室で、麻衣たちは体操着に着替えた。着替えたというか、ブルマ1枚に脱いだ。脱いで裸になると、寒かった。朝の業間体育の時間になった。そうしたら驚いた。大雨なのに、赤白帽子だけ被ってみんな外へ出ていくのだ。おいおい厳しすぎだよと思いながら、麻衣は仕方なく教室を出た。
「ちーちゃん、雨なのに業間体育あるんだね」
「当たり前なのら。朝のノーパンの質問だけど、運動場で運動してみれば意味分かるよ。運動場水はけが悪いから、それに土が黒いから、泥水みたいだよね。そんな場所で白いパンティー穿いてたら、汚れて真っ黒になってしまうよ。気持ち悪いよ、それ」
「へえ、そうなんだ」と、なんとなく納得したが、まだ実感がわかなかった。
運動場に整列して、全員ブルマ1枚できおつけしていた。麻衣の場所は特に水が多くて、水が5センチくらいの深さがある。みんな背筋を伸ばしてるので、麻衣も仕方なく背筋を伸ばしてきおつけした。背筋を伸ばすというより、お尻を突き出し背中を反らせた幼児のようなきおつけで幼稚っぽいなあと思った。体操は他の子を見て真似するしかないと思った。音楽が始まり、万歳して音楽に合わせてお尻を振ったりした。リズム運動というものらしい。裸で子供っぽい運動をさせられて、カルチャーショックというか、ちょっと恥ずかしいなあと思った。バシャバシャ水しぶきをたてて踊った。5分くらいだが本当に幼稚っぽい。その後が棒運動というもので、長崎の小学校では割と普通の体操らしいと後で知った。自分の身長くらいの棒を全員持たされて、立てた棒を握って股を開いていくのが最初だった。いきなり股裂きで、慣れないのか股が痛くて泣きそうになった。女の子は180度まで股を開いてる子が多くて、あんなこと、いずれさせられるのかなと思った。昨日、股を開けない子はしごかれると聞いたから、少し不安になった。
そこまでは良かったのだけど、その後が大変だった。棒を持ったまま、全員万歳した姿で、運動場にうつぶせになり、足先を伸ばしていた。ええっ、それやるの・・・と、麻衣は焦ってしまった。うつぶせになって、体を伸ばすと、顔が泥水の中だった。体の半分が水の中で、まるで水泳の授業みたいだった。後はブルマ1枚で泥水と格闘してるような気分だった。運動してると、ブルマの中にどんどん砂が入ってきてザラザラした。<うわあ、ブルマの中、泥だらけだ>と思った。こりゃあ、ノーパンでないとダメな訳だと思った。パンツ穿いてたら、泥で真っ黒になってしまうと思った。泥人形のようになり、運動場をごろごろ転がって、全身ずぶ濡れで、ブルマは砂だらけで、体は汚れるし、これは大変だと思った。小学生だから許されるのかもしれないけど、股に棒をこすりつけるというか、両手棒を持ち、それに跨って、棒を前後に動かす運動もあり、エッチな気分だった。こども全員が運動場で、泥人形になりきってる感じで、惨めな子たちという気がした。ずぶ濡れの赤白帽子とブルマだけで、6年生にもなって全身泥水だらけで頑張るのが、幼稚っぽいなと少しドキドキした。蛙逆立ちも1分できないといけないので大変だった。足が滑るので、蛙逆立ちを維持するのが大変でつらかった。
業間体育が終わると、足洗い場の所で、みんな体を洗っていた。女子でもブルマを脱いで、ブルマの泥を洗っているので驚いた。男子もいるのに、恥ずかしいと思ったけど、結局中身がドロドロでは気持ち悪いので、麻衣もブルマを脱いで洗った。もう幼稚園気分だった。男子は平気でおちんちん出してるし、エッチな学校だなと思った。
濡れて乾いていないブルマ1枚で算数の授業になった。
「ブルマ1枚だとすぐ乾くし、そんなに気持ち悪くないでしょ。これでパンツとブルマの2枚だと、なかなか乾かないし、砂が残るから気持ち悪いのら」と、算数の授業後に知花が言っていた。その通りだなと思った。ブルマも算数の間に体温でだいぶ乾いたみたいだった。
「やっとノーパンの意味分かった。でも、雨なのに業間体育なんて厳しすぎるよ」と麻衣が文句を言うと知花は笑った。
「あはは、小学生なんて、そんなものなのら。近所の幼稚園みたいに丸裸で生活してないだけましなのら。それより、週1回の部活が厳しいのが嫌なのら。やってみると分かると思うよ」
「へえ」と、麻衣はますます不安になった。裸の生活は、ブルマ1枚着用してるから安心そうだけど、トイレいくと自然に真っ裸だし、叱られるとブルマおろされるし、業間体育でもブルマを洗ったりするし、真っ裸で生活させられてるような気分で、裸教育って厳しいなあと思った。下校時間にようやくシャツを着て、ミニスカートを穿き、洋服を着て、上着を身に着けて、ようやく普通のこどもに戻った気がした。裸の間は、奴隷というか、人形みたいで、あまり人間の子供の気分でないので、ほっとした。そのうち慣れるのかなと思った。
下校して帰ると、おじさんがクルーザーのカタログを見ていた。魚釣りが好きなので良いプレジャーボートが欲しいみたいだ。寿司屋が寿司を運んできて、麻衣も1箱もらい、食べ過ぎた。美味しいものが食べられるので、お金持ちのおじさんで得したと思った。水だらけになったので風邪をひいたのが、少し調子悪いので、風邪薬を飲んでから寝た。明日もブルマ1丁で頑張るぞー。
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